赤ちゃんが生まれたとき、出産祝いを贈ることは、プレゼントを贈る側も受け取る側も、どちらも嬉しい瞬間ですね。
しかし、二番目以降のお子さんについては、出産祝いに何を贈れば良いのか、そもそも贈ったらいいのかどうか迷うことがあります。
この記事では、二人目以降の出産祝いについて、贈る派・贈らない派の意見や金額、贈り物の内容をまとめました。
もしも二番目以降の出産祝いに迷っているなら、ぜひ参考にしてみてください。
2人目以降の出産祝い贈らなくてもいいの?
2人目以降の出産祝いについて、贈るかどうかを迷うことはよくありますね。
もちろん、相手や関係性によっては、親しさの度合いが変わることも理解できます。
しかし、出産祝いを贈らないという選択が、相手との関係を不自然にすることも嫌ですよね。
では、一般のママたちは2人目以降の出産祝いにどうしているのでしょうか?
ママたちの中には、贈る派と贈らない派に分かれ、その本音をまとめました。
2人目以降も出産祝いを贈りたい
2人目以降となると、ママ自身も出産経験があることがほとんどです。
ただし、出産の状況は個々に異なります。
そのため、1人目と同じように祝ってもらえるのは非常に嬉しいことです。
私自身も感じたことですが、2人目以降は出産祝いが少なくなります。
1人目のときには交流があった人々も、状況の変化やタイミングのずれからお祝いを贈り合う関係ではなくなることがあります。
だからこそ、私は2人目以降でも出産祝いを贈りたいと考えています。
また、子供にとっては1人目でも2人目でも初めてのことです。
このような視点から考えると、2人目以降でも出産祝いを贈る傾向があります。
- 何人目でも、生まれた子供を祝う気持ちは変わらないから
- 出産したママと仲が良いので、2人目でもお祝いしたいから
- 赤ちゃんに会いに行くとき、お祝いを持っていくことが気持ちよいから
- お返しを期待せず、何人目でもお祝いしたいから
2人目以降は出産祝いを贈らない
2人目以降でも、出産はおめでたいことに変わりはありません。
ですから、何人目でもお祝いを送りたいという気持ちは共通していると思います。
ただし、2人目の場合はお下がりが多いことも事実です。
特に同性の赤ちゃんの場合は、お下がりがより多くなることがあります。もちろん、お下がりは悪いことではありません。
使えるものを再利用することは重要であり、1人目で気に入ったものは2人目以降でも利用したいと考えます。
そのため、これ以上必要なものがないと感じる方もいます。
また、お返しを用意することも実は手間がかかります。
このような理由から、2人目以降の出産祝いを贈らない傾向にある人もいます。
- 出産した方から「お祝いはいらない」と言われたから
- 1人目のときに出産祝いを渡したが、その後疎遠になってしまったから
- 経済的に2人目以降毎回お祝いを贈るのは難しいから
- 相手が礼儀に疎く、1人目のときにはなかった内祝いなども期待できないから
2人目以降の出産祝いの贈り方、贈らない方は相手との関係性にも影響されると考えられます。
また、1人目のときにお返しを受け取らなかった場合、2人目以降の出産祝いについて悩むことも少なくありません。
しかし、出産したママたちの中には、「お祝いはいらないよ」と率直に伝えてくれる方もいます。
2人目以降の出産祝いに迷っている場合、こうした気遣いがあると安心ですね。
2人目以降に贈る出産祝いの適切な金額は?
2人目以降になると、出産祝いの金額や贈り物に悩むことがありますね。
マナーとしては、2人目でも1人目と同様に差をつけないよう心がけることが重要です。
ただし、相手との関係性によりますが、1人目の出産祝いの7〜8割程度の金額を考えることもあります。
1人目のときに贈り物をしたけれども、2人目のときになかなか会えなくなっている場合は、少し金額を減らすことも検討されます。
ただし、1人目よりも高額な贈り物はマナーに反する可能性があるため、注意が必要です。
2人目以降に贈る出産祝いのアイテムは?
2人目の出産祝いでは、1人目で既に持っているアイテムを避けるように考慮することも重要です。
選ぶ際のポイントとして、以下の2つを考慮してみてください。
- いくらあっても困らない消耗品など
- 2人目で買い足す必要があるもの
特に、上の子と2人目で年齢が近い場合、上の子が赤ちゃん返りすることも考えられます。
そのため、2人目に贈る出産祝いは、1人目のやきもちも考慮して選ぶことが重要です。
2人目に贈られる出産祝いで喜ばれるアイテムは以下の通りです。
- 自分では買わないような高級・高品質なもの
- 便利なグッズ
- すぐに使えるものや実用性のあるもの
- 名前入りギフト
1人目に贈る出産祝いも、何を贈るかで悩むことがありますね。
そんな時は、相手にどんなアイテムを持っているか尋ねてみたり、いくつかの候補から選んでもらったりすることもおすすめです。
自分では手に入れないような高級・高品質なアイテム
「高級品」と言っても、極端な価格のものを指すわけではありません。例えば、通常のおむつでもオーガニックやプレミアムなものがあります。
普段は低価格なアイテムを選びがちな消耗品でも、こうした特別なアイテムをもらえるのは嬉しいポイントです。
便利なグッズ
育児にはますます便利なグッズが増えています。1人目の時には知らなかった便利なアイテムも、2人目で見つけた時には「欲しい」と感じることがあります。
便利な育児グッズもあれば、購入を検討しつつも優先順位がつけられない場合もあります。そうしたアイテムが出産祝いとして贈られると、受け取る側も喜びます。
すぐに使えるものや実用性のあるアイテム
すぐに使えるものや実用性のあるアイテムとしては、おむつやタオル、洋服などがおすすめです。洋服はお下がりもあるかもしれませんが、少し良いブランドのものがもらえると嬉しいものです。
また、お菓子などの嗜好品も、通常は手に入れないようなものや、上の子と一緒に楽しめるものも受け取り側にとっては嬉しいですね。
名前入りのギフト
名前入りのギフトは、何人目でも特別感があります。そのため、1人目と同じプレゼントでも、名前入りであれば喜ばれやすいです。
また、1人目とお揃いで2人目に贈ることも一つのアイデアです。1人目に贈る出産祝いも、何を贈るかで悩むことがありますね。そんな時は、相手にどんなアイテムを持っているか尋ねてみたり、いくつかの候補から選んでもらったりすることもおすすめです。
2人目の出産祝いではママへの贈り物もおすすめ
2人目の出産後は、赤ちゃんのお世話以外にもたくさんのことが増えます。上の子の相手をすることや、家事なども忙しい日々が続きます。そんな中で、ママは自分のことを後回しにしがちです。
そのため、2人目の出産祝いには、ママへ向けたギフトも検討すると良いでしょう。特に「癒しグッズ」や「スキンケアグッズ」などは、受け取り側にとって喜ばれることでしょう。
私自身も2人目を出産した際に、友人からの出産祝いで「ママへ」というプレゼントをもらい、非常に嬉しかった経験があります。
人気のある、ママへ向けた2人目以降の出産祝いアイテムは以下です。
- マスクやパックなどのスキンケア用品
- ノンカフェインのお茶やコーヒー
- 赤ちゃんと一緒に使えるオーガニックスキンケアグッズ
自分への時間や費用を割けないママにとって、こうした出産祝いは非常に嬉しいものです。
2人目への出産祝いを贈ることに対して、時には気分がモヤモヤすることも
出産祝いを送ることで、時には気分がモヤモヤすることがありますね。
モヤモヤの理由には様々なものがありますが、よく聞かれる意見は以下の通りです。
- 1人目に贈ったのに礼儀がない
- 環境の変化で疎遠になっている
- 自分には子供がいないので、一方的に贈るのは不公平
- 金銭的負担がある
2人目が生まれても、出産祝いを贈ることが負担に感じられる場合もありますね。この理由は、相手への期待と裏切りと関連していると考えられます。
せっかく贈り物をしたのにお礼がないと、モヤモヤしますよね。
しかし、そんなモヤモヤを抱えるくらいなら、2人目以降の出産祝いは贈らなくても問題ありません。
2人目の出産報告があったからといって、贈らなければならないわけではありません。
報告を受けた相手との関係性は大切ですが、モヤモヤするくらいなら、贈らない決断も時には必要かもしれません。
もしそれで気まずくなるのが嫌ならば、以下のポイントに気を付けてみてください。
見返りを求めない・期待しない
贈り物をする際には、お返しや期待しないという心構えも重要です。
お祝いをいただいた場合、ほとんどの人がお返しをしてくれるでしょう。
しかし、お返しをする概念がない人もいることを理解する必要があります。
お財布に優しいプチギフトを送る
2人目が生まれた方に会うなら、お財布に負担とならない金額のものをプレゼントすることも一つの方法です。
手土産のような気持ちで渡すと、贈る側も気軽に感じることができます。
メッセージカードで気持ちを伝える
物を贈るほどではないが、お祝いの気持ちを伝えたい場合は、メッセージカードが便利です。
可愛いカードに手書きで送ることはもちろん、LINEやSNSでも気軽に送れます。
また、SNSを利用する場合、ギフトカードも同時に送ることができます。
2人目以降の出産報告をしてくれた方も、出産祝いを期待しているわけではないでしょう。
もし2人目の出産祝いで悩んでモヤモヤしている場合は、シンプルなギフトで済ませたり、贈らないという選択をすることで、気楽に心を軽くしましょう。
まとめ
2人目に出産祝いを贈るかどうかには、贈る派と贈らない派それぞれの意見が存在します。
2人目の出産祝いについては、金額などは1人目と同様くらいが適切です。
2人目であるからこそ、出産祝いを贈る際にはママへの気配りも嬉しいとされます。
出産祝いを贈ることで不快な気分になった場合、贈らないという選択も十分に妥当ですよ。
出産祝いは1人目でも2人目でも、贈ることで喜ばれることが一般的です。
しかしながら、お互いに負担となったり、気分がモヤモヤするような場合は、贈らないという選択も一つの選択肢となります。
2人目以降の出産祝いにおいても、お互いが納得のいく形で折り合いをつけながら、良好な関係を保っていきましょう。