日本郵便が提供する、全国の多くの人に利用されている便利な配送サービス「ゆうパック」。
このサービスは、日本全国の郵便局だけでなく、選ばれたコンビニからも荷物を送ることができます。
自宅や職場から荷物を集荷してもらうことも、郵便局や一部のコンビニに直接荷物を持ち込んで発送することも可能です。
この記事では、ゆうパックを使って荷物を送った場合にかかる配送時間と料金体系について、郵便局とコンビニでの違いを比較しながら詳しくご紹介します。
ゆうパックでの配送時間、郵便局とコンビニからの発送について
ゆうパックを利用して荷物を送る際、多くの人が気になるのは配送にかかる時間と費用です。
ここでは特に、郵便局とコンビニから発送した場合の配達時間にスポットを当ててみましょう。
郵便局から発送した場合の配達期間
例えば、銀座の郵便局から大阪東部の郵便局への配送は、午前中や午後に発送しても、翌日の午前中に到着します。
銀座から札幌中心部へは翌々日の午前中、銀座から福岡北部へは午前中発送で翌日の14時以降、午後発送だと翌日の17時以降に配達される予定です。
これらは一例に過ぎず、実際の配送時間は出発地と目的地によって異なります。
配送時間の詳細は、日本郵便のウェブサイトで「配達日数を調べる」機能を使って確認できます。
コンビニから発送した場合の配達期間
ローソン、ローソンストア100、ミニストップ、セイコーマートなど、日本郵政グループと提携しているコンビニからもゆうパックの発送が可能です。
コンビニからの配送時間はどうなるでしょうか。
コンビニでは1日2回の集荷がありますが、店舗によって異なる場合があります。
配送時間は、郵便局がコンビニから荷物を集め、発送するタイミングによって左右されます。
その日のうちに発送される場合、日本郵便のウェブサイトで配送日数を確認することができます。
もし午後にコンビニから荷物を発送し、その日の集荷に間に合わなかった場合、翌日の集荷を待たなければならず、表示された配送日数に1日プラスされることがあります。
これにより、大まかな配送日数を知ることができます。
郵便局とコンビニのゆうパック料金を比較してみた
ゆうパックで荷物を送るとき、郵便局とコンビニで料金が違うことがあるのか気になりますよね。
皆さんも、できるだけ安く荷物を送りたいと思っているはずです。
そこで、ゆうパックの料金体系について調べてみました。
ゆうパックには、以下の三つの割引があります。
- 持ち込み割引: 自分で直接荷物を持ち込むと適用される割引です。
- 同一あて先割引・複数口割引: 同じ宛先に複数の荷物を送る場合に受けられる割引です。
- ゆうパックスマホ割: 専用アプリを使って割引を受けることができ、郵便局受け取り割引や継続利用割引などがあります。
これらの割引を組み合わせることで、送るコストをかなり抑えることができます。
ただ、これらの割引が郵便局とコンビニで同じように使えるかどうかは気になるところです。
実は、ゆうパックスマホ割はコンビニでは使えません。
この割引を利用するためには、荷物を直接郵便局に持ち込む必要があります。
例えば、初めて荷物を送る場合に、持ち込み割引では郵便局でもコンビニでも120円、同一あて先割引や複数口割引ではそれぞれ60円の割引が適用されます。
しかし、ゆうパックスマホ割は郵便局でしか使えません。郵便局では80円の割引を受けることができます。
このように、発送する場所や荷物の数量によって利用できる割引が異なり、それによって郵便局とコンビニでの料金に差が出ることがあります。
郵便局とコンビニでのゆうパック送りサイズ、どう違う?
ゆうパックを利用する上で、郵便局とコンビニの間で荷物のサイズ許容範囲に差があるのか調査してみました。
ゆうパックでは、荷物の3辺の合計が170cm以内、かつ重さが25kgまでという条件で荷物を受け付けています。
では、コンビニから発送する場合にも、同じ条件が適用されるのでしょうか?
この点について、具体的にローソンのゆうパック取り扱い条件を調べてみました。
調査の結果、ローソンでは郵便局と全く同じサイズ、重量の荷物が受け付けられることがわかりました。
これはつまり、郵便局へ行く時間がない場合でも、ローソンをはじめとするコンビニから同じ条件で荷物を送れるということです。
さらに、持ち込み割引なども適用されるため、便利でコストも抑えられます。
荷物の量や送る条件に応じて、郵便局とコンビニのどちらを使うか選べるので、よりお得にサービスを利用できるでしょう。
まとめ
ゆうパックを使って荷物を送った場合にかかる、配送時間と料金体系についてご紹介しました。
郵便局:配送時間は出発地と目的地によって異なるが、場所によっては翌日の午前中に配達も可能。
コンビニ:郵便局がコンビニから荷物を集め、発送するタイミングによって左右される。
ゆうパックスマホ割はコンビニでは使えないので、ゆうパックスマホ割を使うのであれば郵便局で送る方が安く済む。
どちらも、荷物の3辺の合計が170cm以内かつ重さが25kgまで。
ゆうパックをコンビニから発送する場合、郵便局から発送するより、時間も料金もかかる場合があります。
急いで届けたい荷物を発送する場合には、到着時期をよく確認してから発送しましょう。