仕事復帰が迫ってくると、今からできそうな入園準備は早めにやっておきたいですよね。
しかしながら、知らずに準備してしまうと二度手間になってしまうものもあります。
そこで今回は、保育園準備をいつから始めたらいいのか時期別に詳しく解説。
早めに準備を始めても大丈夫なことを知り、余裕を持って保育園準備を進めていきましょう。
保育園の入園準備はいつから?
2月に保育園の入所承諾書が届き、3月上旬~中旬に入園説明会があります。
本格的に入園準備を始めるのは、入園説明会が終わってからです。
しかし、入園説明会の前にもできることはありますよ。
保育園の申請を決めた時期からできること
保育園の申請を決めた時期にできることをご紹介します。
予防接種
幼い子供たちの集団生活は、病気の移し合いです。
予防接種で防げた病気にかかって、長く仕事を休まなければいけないのは悔しいですよね。
予防接種は、接種できる間隔が決まっています。
可能な時期になったらすぐ接種させて、保育園入園時の年齢でできるものは全部接種しておくと安心です。
保育園でも着られる服選び
子供服は、ワンサイズ上を買って長く着せることが多いですよね。
保育園に預ける前にワンシーズン着た服を、次のシーズンには保育園服に回せるようにすると、服代の節約になります。
保育園に預けたいと思った時から、保育園に着せて行けるような服を選んでおきましょう。
ワンシーズン着た服だと、保育園で汚れても気になりませんね。
保育園で着られる服の選び方は「保育園準備、服の選び方は?季節毎のおすすめや年齢別の注意点も」で詳しく解説しています。
入園が決まった時期からできること
入園が決まった時期からできることをご紹介します。
- 子供の心の準備
- 生活習慣を変える
- 名前つけグッズの準備
- 授乳の調整
- 病児・病後児保育の利用登録
子供の心の準備
いきなり「今日から保育園だよ」と連れて行くのは、まだ言葉のわからない0歳児だってNGです。
入園前に、しっかりと心の準備をさせてあげましょう。
どうして保育園に行くのか、保育園はどんな場所なのか、そして、必ずお迎えに行くことを伝えておきます。
保育園の開放日があれば連れて行き、春からここに入園することを伝えましょう。
保育園が、遊んだことがある場所・知ってる先生がいる場所になると、少し安心できます。
保育園についての絵本もたくさんあるので、上手く活用しましょう。
生活習慣を変える
通勤時間+保育園に預ける時間+子供の朝の準備で、どのぐらいの時間がかかるか計算してみてください。
入園説明会の前では保育園に預けられる時間がまだはっきりしないので、だいたいの時間でいいです。
出勤時刻に間に合うようにする為には、お子さんを何時に起こせば間に合いますか?
その時間に起こすためには、何時に寝せればいいですか?
今の生活より、確実に早くなりますよね。
入園説明会が終わってから大幅に時間を変更するより、今のうちから徐々に早くしていくほうが体も慣れます。
だいたいの起床時刻と就寝時刻を目安に、今のうちから習慣づけてあげましょう。
早起きの習慣と一緒に、朝ごはんをきちんと食べる習慣もつけておくことも大切です。
保育園のうちは午前中のおやつがありますが、小学校に上がったら給食まで何も食べられません。
何も食べないと、体も頭もスイッチが入らず、元気に活動することができません。
集団生活の第一歩を踏み出す、保育園入園。
ここから、朝ごはんをきちんと食べる習慣をつけていきましょう。
これから続く長い集団生活の中で、子供が明るく活発に過ごせるよう応援することに繋がりますよ。
生活リズムを見直す方法については「【保育園準備】生活リズムを見直して、理想のリズムに整えよう!」で詳しく解説しています。
名前つけグッズの準備
持ち物に名前をつけるための名前つけグッズは、入園説明会よりも前に準備できます。
お名前スタンプやおなまえシールの場合、オーダーになるので少し時間がかかります。
しかも3月は混みます!
保育園の入園時だけでなく小学校入学の際にも使えるので、多くあっても無駄になりません。(低学年は名前をひらがなでつけますからね)
必要数がわからなくても、早めにオーダーしておきましょう。
授乳の調整
卒乳・断乳の予定があるなら、入園が決まったら徐々に調整していきましょう。
朝や夜だけ授乳を続ける場合でも、いきなり日中の授乳をしなくなるのは、赤ちゃんにもおっぱいにも良くありません。
日中の授乳回数は、入園が決まった時から徐々に減らしていくと、上手くいきますよ。
病児・病後児保育の利用登録
保育施設が決定すると、病児・病後児保育の利用登録ができるようになります。
保育園に預け始めた年は、よく病気をもらってきます。
家族の中で誰も休めない状況になることも想定して、必要ならば早めに申し込んでおきましょう。
他の両親に頼れない場合に使える便利なサービスは「親に頼れないけど仕事はしたい!子育てと両立するための工夫とは?」で詳しく解説しています。
入園説明会が終わってから準備すること
入園説明会が終わると、準備が本格化してきますよ。
入園説明会が終わってから準備することをご紹介します。
- 持ち物の準備
- 名前つけ
- 生活リズムを整える
- 仕事復帰後の家事の準備
持ち物の準備
保育園で毎日使うグッズや服、お昼寝布団など、持ち物の準備です。
入園が決まってすぐ買い始めたいところですが、園によって細かい指定があります。
持ち物の準備は、入園説明会が終わってから始めましょう。
たくさん買うものがあるので、買い物には時間もお金もかかります。
保育園準備の買い物をお得に済ませるには「保育園準備の買い物は楽天スーパーセールで!お得に済ませるコツ」を参考にしてください。
名前つけ
持ち物を揃えたら、次は名前つけにも時間がかかります。
ポイントは、わかりやすい場所に目立つように書くこと。
しかし、名前が消えてしまったり、取れてしまったりしたら、何回も書き直すのは大変ですよね。
当ブログでは、ラベルは消えやすいので、おなまえテープを使った方法をおすすめしています。
ただし、保育園によっては名前を書く場所が指定されているものもあります。
指定がないかよく確認してから、名前をつけてくださいね。
名前つけについて詳しくは「保育園グッズの名前つけどうする?場所と方法を伝授」を参考にしてください。
生活リズムを整える
お子さんを預けられる時間がはっきりわかったら、起床・就寝時刻を決めて、体を慣れさせていきましょう。
入園説明会でもらう保育園のスケジュールに合わせて、昼食やお昼寝の時間も少し整えていきましょう。
保育園では、お昼寝の長さはお子さんによって異なりますが、昼食の時間やお昼寝開始時刻は決まっています。
昼食もお昼寝も、保育園が始まる前の今の生活と比べると、なかなか早いですよね。
少し時間をずらすことで、お子さんの負担が減り、保育園の生活にスムーズに慣れることができますよ。
仕事復帰後の家事の準備
入園説明会が終わると、保育園に預けられる時間がはっきりわかります。
これで、起床・就寝時刻と家を出る・帰宅時刻が決まるので、家族の中で家事の分担も考えておきましょう。
仕事が始まると、忙しくて帰宅後は家事をこなすだけで手一杯になってしまいます。
家事の時間を短縮して子供との時間を作るために、便利な家電や宅配サービス、家事代行もチェックしておきましょう。
仕事と家事と子育てを両立させたい!コツをつかんで”ゆとりある”ワーママになろう≫
まとめ
保育園の入園準備と聞くと、持ち物の買い物だけに目が行きがち。
しかし、持ち物の準備以外にもやることがたくさんあります。
- 予防接種
- 保育園でも着られる服選び
- 子供の心の準備
- 生活習慣を変える
- 名前つけグッズの準備
- 授乳の調整
- 病児・病後児保育の利用登録
- 持ち物の準備
- 生活リズムを整える
- 仕事復帰後の家事の準備
3月になって慌てることのないように、少しずつ準備を進めていきましょう。