鉄道博物館で人気の乗り物、ミニ運転列車。
小さな電車を自分で運転することができるので、子供たちに大人気!
未就学児も、パパママと一緒なら楽しめるんです。
お子さんと一緒に運転士になって、線路を走ってみませんか?
整理券の取り方や車両など、ミニ運転列車について詳しく紹介します。
ミニ運転列車について
一周300mのコースを、自分で列車を運転して回ることのできる乗り物です。
ハンドルを操作して加速やブレーキをかけながら、3つの駅を巡っていきます。
一人での運転は小学生以上ですが、大人と一緒なら、未就学児も運転席で楽しむことができます。
利用するには、開館時刻と同時に配布される整理券が必要です。
整理券に書かれている指定の時間になったら、乗り場で料金を支払って乗ることができます。
料金は、1台につき200円です。
3人乗りですが、未就学児と一緒なら4人まで乗ることができます。
乗る車両は自分で選ぶことができません。自分の順番が回ってきたときに、乗り場にいる列車に乗ることになります。
ミニ運転列車の整理券について
整理券は、ミニ運転列車乗り場の横で配布されています。整理券をもらうために、長い列ができるんです。
整理券には「11:00~11:30」など、30分の指定時間が書かれています。
整理券をもらった時間が早ければ早いほど、指定の時間も早くなります。
整理券をもらうだけなら無料です。乗る時に利用料を支払います。
土日の状況
土日はとても込み合います。開館前から並んで10時の開館後すぐに取りに行かないと、無くなってしまいます。
鉄道博物館の開館後すぐの入館は、並んでいる人全員が一斉に入ることはできません。一定の人数毎に区切って、少しずつ入館させる仕組みです。
先日は9:15分に到着し、割と前の方(2回目の組)に並んで入館。
パパには、まっすぐ整理券を取りに行ってもらいました。その整理券は、11:00~11:30の整理券になりました。
私は、入館後すぐに福袋を買ってからそのまま向かったら、12:00~12:30の整理券でした。
10時ごろに到着して入館後すぐ取りに行った日は、15時台の整理券になることが多かったです。
平日の状況
平日は、土日のように混んでいることはありません。1日に2回だって余裕で乗れます。
どうしても乗りたい場合や、1日に何枚か整理券をもらって子供の大好きな車両に乗せてあげたい場合は、平日を狙うといいでしょう。
ミニ運転列車の車両
2019年1月現在、ミニ運転列車は11両が設置されています。
子供に「あれは何?」と聞かれたときに、すぐ答えられると嬉しいですよね。
車両を見分けるための、簡単な特徴を挙げておきます。
E235系
山手線を走っている、黄緑の顔と黄緑のドアの車両です。
East i
白地に赤いラインが入っている車両です。「East i」と大きく書かれています。
251系スーパービュー踊り子
車両の上半分が白、下半分がエメラルドグリーンの車両です。
E257系あずさ
白地に、赤・黄・緑・青のカラフルな模様がついた車両です。前に「あずさ」と書いてあります。
EF510形式電気機関車
全体が青く、車両の横に星のマークがあり、前に「北斗星」と書かれている車両です。
HB-E300系リゾートしらかみ
リゾートしらかみの青池編成です。車両の顔は白く、他の部分はシルバーで、車両横の前半分が水色に塗られています。
E259系成田エクスプレス
車両の顔中央に黒い縦ラインが入り、「NEX」と大きく書かれた白い車両です。天井部には赤いラインが入っています。
E657系ひたち
白い車両の下の部分が薄紫、窓の下に赤いラインが入っている車両です。
E233系
東海道線、高崎線、宇都宮線、上野東京ライン、湘南新宿ラインとしてよく見かける、オレンジと緑のラインが入った車両です。
E531系
常磐線などで使われている、青いラインが入った車両です。
EF55形式電気機関車
鉄道博物館でも展示され、「ムーミン」や「カバ」の愛称で親しまれる茶色い電気機関車です。
ミニ運転列車の中はどうなってるの?
車両の中は、運転席に1人、後ろに2人座れるようになっています。
ハンドルは、1ハンドルのものと2ハンドルのものがあり、車両によって異なります。
1ハンドルの場合は、マスコンハンドルを上に倒すとブレーキ、下に倒すと加速です。
2ハンドルの場合は、マスコンハンドルを下に倒すと加速し、ブレーキハンドルでブレーキをかけます。
車両によっては、警笛を鳴らすボタンがついているものもありますよ。
まとめ
子供達に大人気で、土日は整理券がすぐ無くなってしまうミニ運転列車。
土日に乗る為には、入館後すぐに整理券を取りに行く必要があります。
運転は小学生以上ですが、大人と一緒なら、未就学児も運転席に座って操作することができます。
乗る車両を自分で選ぶことはできないので、小さい子供ならお気に入りの車両がよかったと駄々をこねることがあるかもしれません。
しかし、憧れのマスコンを自分で操作して車両を動かしているうちに、乗っている車両に愛着がわいてきますよ。
子供だけでなく大人も楽しめるので、ぜひ乗ってみてくださいね!
鉄道博物館には他にも、楽しい乗り物や遊び場がたくさんあります。詳しくは、「鉄道博物館は未就学児も楽しめる!乗り物や遊び場を紹介」を参考にしてください。