保育園の希望を書いて出す時期が近づいてきました。
自分の子供を預けることになるかもしれない小規模保育園、メリットとデメリットを把握した上で候補に入れたいですよね。見学に行っても、通わせてみないと見えて来ない部分もあります。
今回は、小規模保育園に通わせてみて感じたメリットとデメリット、通っている息子の様子をご紹介します。
目次
小規模保育園とは?
小規模保育園は、子供の定員が6人以上19人以下(C型は10人以下)の保育園です。待機児童問題で0~2歳児クラスが不足していたことを受けて、小規模保育園が国の認可の事業となり、近頃一気に増えてきました。
小規模認可保育園はA型からC型に分かれており、保育士の人数や保育士に対する子供の人数などが異なります。
小規模保育園のメリット
- 手厚い保育をしてもらえる
- アットホームな雰囲気で子供が安心する
- 病気が流行りにくい
手厚い保育をしてもらえる
保育士1人に対する子供の人数が3~6人と少ないので、とても手厚い保育をしてもらうことができます。一人一人をよく見てもらっているので、子供も満足感があります。
まだ一人でできないことは、保育士の目や手の届くところで挑戦して、できないところは手伝ってもらうことができるので、その子のペースに合わせて少しずつ成長させてあげることができます。
アットホームな雰囲気で子供が安心する
子供達も先生達も仲が良く、先生たちの心に余裕がある感じがします。子供達をよく見て子供の個性を尊重してくれているので、子供達が家にいる時のようにのびのびと過ごしている様子です。
保護者と先生との距離も近く、連携して子育てしていくことができます。
病気が流行りにくい
入園して8ヶ月、流行りの感染症が出たという話がありませんでした。人数が少ないため、どこかで貰って来る確率が低いのでしょう。
体調不良をこじらせたら大事になってしまう小さい子供たちばかりなので、時短勤務のママが多いのも一因かなと思います。
小規模保育園のデメリット
- 2歳児クラスまでで卒園
- 部屋が狭いと感じる
- 園庭が無い
2歳児クラスまでで卒園
とても良い保育園だったとしても、2歳児クラスが終わるところで卒園になってしまいます。
3歳児からは、他の保育園に入園するか、幼稚園に入園することになります。連携先が設定されている場合は、連携先の保育園に必ず入園できます。
部屋が狭いと感じる
ビルの部屋やワンフロアを使用していることが多いので、部屋が狭いと感じることもあるでしょう。
子供の年齢に応じて面積が決まっており、定員に応じて保育園の面積が決まっているので、広さの基準は満たしてあります。
ただ、よく動く2歳の子供達と同じお部屋になるので、0歳児のお子さんを入れたい場合は、0歳児用の安全対策がきちんとなされているか確認しておいたほうがよいでしょう。
園庭が無い
うちの息子が通っている小規模保育は、ビルのワンフロアなので園庭がありません。近くの公園までバギーやお散歩カー、もしくは徒歩で遊びに行きます。
どんな公園で遊ぶことになるのか、確認しておいたほうがいいでしょう。
小規模保育園に通う息子の様子
2018年4月。上の子が小規模保育、下の子が6年保育の保育園に入園しました。
2歳児クラスの4月に入園したのはうちの息子だけで、他の子供達は1歳児クラスからの持ち上がりでした。他の子供達が落ち着いて遊んでいたからか、うちの息子もすぐ慣れることができました。
3日目には、玄関で母を振り返らなくなり、去年からいたんだっけ?と言われるぐらいでした。
妹の送り迎えの時には、広い園庭で遊びたがることもたまにあります。それでも自分の保育園に行こうとするのは、保育園で楽しく過ごしているからこそだと感じています。
息子が話す言葉の端々から、保育園でとても可愛がってもらっていることがわかりますよ。
まとめ
- 手厚い保育をしてもらえる
- アットホームな雰囲気で子供が安心する
- 病気が流行りにくい
- 2歳児クラスまでで卒園
- 部屋が狭いと感じる
- 園庭が無い
小規模保育園のメリットとデメリットをご紹介しました。
部屋が狭く感じたり、園庭がなかったりすることがありますが、手厚い保育で子供達がのびのびと生活している小規模保育。
条件が合えば、候補に加えてみてもいいかもしれません。
あなたのお子さんに合う保育園選びができるといいですね。