寒い季節になると、子供達はたくさん病気をもらって来ますよね。
特に「お腹の風邪」はとても厄介。嘔吐の処理が上手くできないと、家族全員で感染してしまうことも。
「お腹の風邪」は、事前準備がとても大切です。
子供の嘔吐を予測して、安全に処理するための準備をしておくことで、家族への感染を防ぐことができますよ。
嘔吐の予測方法と、適切な処理の為に準備しておく物を知っておきましょう。
目次
お腹の風邪って何?
嘔吐や下痢が出る状態で子供を小児科に連れて行くと、「お腹の風邪」だと言われます。
去年も今年も、吐いた息子を小児科に連れて行ったら「お腹の風邪」だと言われました。かかりつけの小児科がたまたま休みだったので、違う小児科に連れて行きましたが、診断は「お腹の風邪」でした。
いわゆる「ウイルス性胃腸炎」ですが、何のウイルスか検査はしてないので「お腹の風邪」です。
一般的には、嘔吐から始まり、しばらくしてから下痢が出ます。
下痢が出ない場合もあります。今年の息子は、ウンチが緩くなるだけで済みました。
大人がかかると、下痢症状のみが出ることが多いです。私も今年は吐かずに済みました。
2~3日で症状は治まりますが、一週間はウイルスが出るので、注意が必要です。
お腹の風邪の始まり、嘔吐は予測できる!
なぜ嘔吐の予測が必要?
大人の場合は、吐き気がすれば食事を制限したり、吐きそうになったらトイレに駆け込むことができます。
しかし、小さい子供はそれがわかりません。吐き気がするにも関わらず食べてしまったり、いきなり吐いたりします。
その嘔吐物の処理で失敗すると、ウイルスが他の家族にも移ってしまいます。我が家の様に、4人中3人がダウンしてしまうことも。
だからこそ、子供が嘔吐しそうだと予測し、子供が嘔吐する前に処理に必要な物を準備しておく必要があります。
嘔吐のサインを見つけよう
保育園のクラスで一番よく食べる食欲の持ち主の息子が、嘔吐する前日の昼から食欲がありませんでした。
なら気づけたのでは?とお思いかもしれませんが、前日の朝ごはんはものすごく食べていたので、単なる食べ過ぎで食欲が無いのだと思ってしまったのです。
冬場はこう考えて動かなければいけませんでした。
お子さんによって「嘔吐のサイン」は違います。
嘔吐のサインが見えたら、いや、サインが見える前に、嘔吐処理の準備をしておかなければいけません!
処理の為に準備しておくもの
お腹の風邪で子供が突然嘔吐した時の為に、冬になる前に最低限用意しておきたいものをあげてみます。
使い捨ての手袋とマスク
嘔吐物を処理をする時は、直接触れないように手袋をします。ウイルスと一緒に密封して捨てられるように、使い捨てのものがいいです。
そして、嘔吐物から出たウイルスを口から吸い込まないようにするためにマスクをします。
我が家は、私と旦那が花粉症なのでマスクは常備していましたが、使い捨ての手袋はまだ用意していませんでした。
ノロパンチ
お腹の風邪を移さない為に、絶対用意しておきたいのがコチラ。
家族への感染を防ぐには、これが効果的。
我が家でも去年購入し、大活躍しています。これのおかげで、去年は娘が、今年は旦那が無事でした。
普通のアルコールスプレーでは除去できない、ウイルスを除去してくれる優れもの。
嘔吐物を処理した後に、シュッと一振りすればウイルス除去完了。ウイルスがつきやすいトイレの便器やドアノブなども、簡単にウイルス除去できます。
食品や食器にも使えるので、使い終わった食器にシュッと一振りでウイルス除去完了です。
我が家が感染を防げなかった原因
去年は、嘔吐物を処理した後のウイルス除去が甘かったのが家族内感染の原因でした。
今年はノロパンチも用意してあったし、去年の経験があるにも関わらず感染してしまったのはなぜか?
それは、嘔吐物を直接浴びたのが原因だと思います。
寝かしつけの最中、ベッドの上で息子が吐いたので、私の髪の毛は嘔吐物まみれ。
お腹の調子がおかしいと思ったらすぐ食事制限を始めて、治療を早める方向に動いたほうがいいです。
兄弟の一人が嘔吐したら、もう一人は即移動!
まとめ
「お腹の風邪」にかかると、小さい子供はいきなり嘔吐してしまいますが、嘔吐するかもしれないと予測できるサインを出しています。
保育園に通っても通っていなくても、冬はどこかで「お腹の風邪」をもらって来るものだと割りきって考え、小さな体の嘔吐のサインを見逃さないようにしましょう。
最低限の事前準備をしっかりして、適切な処理ができると家族への感染は防げます。頑張りましょう!