妊娠や授乳を経て、大きく変化する女性のバスト。実は、授乳が始まった時からバストのしぼみや下垂は始まっています。
なるべく早くバストアップケアを始めたくなりますが、授乳のことを考えると、なかなかバストケアしづらいですよね。
産後のバストアップを始める適切な時期と、何ができるのかを知って、理想のバストに近づけていきましょう!
目次
産後のバストアップはいつからできる?
本格的にバストアップを始めるのは卒乳後ですが、赤ちゃんのお世話で忙しい産後すぐでもできることがありますよ。
バストアップを始める時期について知るために、まずは産前・産後のバストについて詳しく知ることから始めましょう。
産前・産後のバスト
妊娠中、みるみる膨らんで大きくなったバスト。
今までで一番大きかったという人も少なくないですよね。
妊娠中は、乳腺が発達してバストに脂肪が付きます。
産後すぐに本格的な授乳が始まると、発達した乳腺が衰退を始めます。
赤ちゃんの離乳食が進むに連れて授乳量は少しずつ減り、バストは少しずつしぼんでいきますよ。
そして、卒乳する頃には元の乳腺に戻ります。
元の量に戻っただけのはずなのに、バストは下垂し、ボリュームが無くなっていますよね。
クーパー靭帯が原因で垂れる?
バストは、大胸筋を土台として、クーパー靭帯によって支えられています。
乳腺が発達してバストが膨らむと同時に、バストを支えるクーパー靭帯も伸びます。
しかし、授乳が進んで乳腺が衰退を始めても、クーパー靭帯は伸びたまま。
だから垂れてしまうんです。
授乳期の生活習慣が原因でしぼむ?
授乳期は、食べたものや飲んだものが母乳になり、栄養が赤ちゃんへと送られて行きます。
だから、たくさん食べてもすぐにお腹が空くし、喉が渇きますよね。
さらに、夜間も数時間おきに続く授乳や夜泣きで、睡眠不足は確実。
初めての子なら、慣れないお世話にストレスがたまっていきます。
そして、産まれたばかりの赤ちゃんのお世話を思い出してみると、授乳にオムツ替え、沐浴にお着替え…みんな前かがみの姿勢で行われています。
- 栄養不足
- 睡眠不足
- ストレス
- 前かがみの姿勢
この4つが揃うことによって、乳腺の量が変わらないのにバストがしぼんで垂れてしまうんです。
本当なら、膨らんだ状態のバストをキープしたいですよね。
産後すぐから、下垂を防ぐためのブラジャーをしたいところです。
しかし、バスト周りを締め付けてしまうと、血流が悪くなって、母乳の生成が妨げられてしまうんですよね。
時期別にできることを地道に行っていくことで、バストのしぼみや下垂を防ぎましょう。
時期別のバストアップ方法
授乳の進み具合によってできることが違います。
産後すぐ・授乳が進んだ頃・卒乳後の3つの時期に分けてご紹介します。
産後すぐ
産後すぐの忙しい時期は、しぼまない・垂れさせないようにするための習慣作りをします。
背筋を伸ばす
赤ちゃんのお世話に追われていると、前かがみの姿勢が体に染み付いて、猫背になってしまいます。
猫背になると、バスト周りの筋肉が凝り固まってしまい、血行も悪くなります。バストに良いことはありません。
常に姿勢を気にかけることは難しいので、自分が猫背になっていると気がついた時に背筋を伸ばすようにしましょう。
それも難しい場合は、定期的に背伸びをする時間を決めましょう。背伸びをするだけでも、体を緩めることができますよ。
たくさん食べる
授乳中は、食べた物や飲んだ物が母乳になって体外に出ていくので、多くのカロリーを必要とします。
この時に栄養が足りていないと、体は生きる為に必要不可欠な部分にエネルギーを使ってしまうので、バストから肉が無くなっていってしまいます。
たくさんの栄養が必要な時期なので、たくさん食べましょう。
炭水化物だけを多く摂るのではなく、野菜やタンパク質も含めて、全体的に多めに食べます。和食を中心に、バランス良く食べることも忘れないようにしましょう。
協力を得る
産後すぐに、質のいい食事や睡眠時間を増やし、ストレスを減らすためには、協力が欠かせません。
旦那さんの協力が一番ですが、実母や義母、親戚や友人など、頼れるところにはとにかく頼ってしまいましょう。
参考>>>【ワーママ必見】夕食の支度時間を4分の1に減らす!夕食宅配サービスのすすめ
授乳が進んだ頃
ある程度授乳が進み、授乳回数が減ってきた頃にできることは、授乳ブラを見直すことです。
授乳ブラを変える
バストのしぼみや下垂が少しずつ進んでくる時期です。
産後すぐの頃のパンパンに張っていたバストから、バストサイズは変化しています。サイズの合わないブラジャーは下垂を招くので、今のサイズに取り替えましょう。
補正力の無い授乳ブラを使用していたなら、そろそろ補正力があるものに切り替える必要があります。
卒乳するまでまだまだバストは変化していくので、普通のブラジャーに戻すのは止めたほうがいいですよ。
授乳ブラで、ある程度のサポート力があるものを選びましょう。
卒乳後
卒乳したら、いよいよ本格的にバストアップ開始。
卒乳後のバストアップを叶える為には、体の外側からも内側からもバストにアプローチする必要があります。
- 食生活の改善
- 生活習慣の改善
- ストレッチやマッサージ
- 適切なブラを着ける
- バストクリームを塗る
- ナイトブラを着ける
食生活の改善
もう母乳のことを気にしなくてもいいので、バストアップを考えた食事に切り替えることができます。
バストアップを目指すなら、タンパク質を摂ることが大切です。タンパク質が少ないと、どんなバストアップ方法を頑張ってもバストに肉が付きません。
1日で体重×1~1.5gのタンパク質を摂る必要があります。授乳中と同様に、バランスを考えた内容にしましょう。
参考>>産後のバストアップに効果的な食べ物は?栄養素と仕組みを理解しよう
生活習慣の改善
早寝早起きや適度な運動など、体を整えることでホルモンバランスが整い、バストのボリュームアップにも繋がります。
子育て中はなかなか自分の時間が取れませんが、夜更かしばかりしているとホルモンバランスが悪くなります。
子供を寝かしつける時に一緒に寝て、朝早く起きるようにすれば、健康的に自分の時間を作ることができますよ。
適度な運動はなかなか難しいかもしれませんが、外遊びの時に思いっきり体を動かして一緒に遊ぶだけで、良い運動になり、気分転換もできますね。
ストレッチやマッサージ
産後のバストはデリケートになっているので、バストをマッサージするのは禁物です。
バストを刺激せずにバストアップするなら、肩甲骨を緩めるストレッチや大胸筋のマッサージがおすすめです。
凝り固まったバスト回りをほぐすだけで、バストに肉が付きやすい体になりますよ。
適切なブラを着ける
産後のバストアップを成功させるために重要なのは、日中のブラジャー選びです。
できれば下着専門店で試着しながら選びたいところですが、卒乳したての幼い子供を連れて行くのは大変ですよね。
そんな時におすすめしたいのが、サイズ交換送料無料の「ラディアンヌ」です。自宅で試着できるので、子育てママもぴったりのブラジャーを購入することができます。
産後の下垂や肉の脇流れを防ぐのに、とても効果のある補正ブラが揃っています。ぴったりのブラジャーを使うことで、バストの位置や肉をキープすることができますよ。
参考>>ラディアンヌのリフトアップブラの口コミ・レビュー!卒乳後の垂れ乳に効果あり?
バストクリームを塗る
授乳が終わってしぼんだバストは、すっかりハリを失っています。
肌にハリが無くてシワシワだと、バストがますます小さく垂れ下がって見えてしまいますよね。
バストクリームで肌を保湿して、バストのハリを取り戻しましょう。
バストの見た目が良くなるだけで、バストアップへのモチベーションも上がりますよ。
ナイトブラを着ける
ナイトブラ自体にバストアップ効果がある訳ではありませんが、ナイトブラはバストアップ効果を確実に上げてくれます。
日中に頑張ったバストアップの効果を、寝ている間も逃さずにキープしてくれるから、バストアップ効果が出やすくなりますよ。
参考>>ナイトブラは効果なし?産後のバストにもたらす効果とは
さらに、授乳で伸びてしまったクーパー靭帯が、これ以上伸びるのを防いでくれます。
ナイトブラを着用して、バストの下垂を防ぎながらバストアップを目指しましょう。
卒乳後しばらく経ったら手遅れ?
下の子が卒乳したのは、もう何年も前…という場合でも、手遅れだということは決してありません。
卒乳後にできるバストアップ方法は、卒乳後だったら、いつから始めても構わないんです。
産後すぐにバストアップを始めた人と比べたら、下垂もボリュームダウンも進んでいるかもしれません。
しかし、1つずつ積み重ねて行けば、バストアップは必ず成功します。
ブラジャーやナイトブラは自分に合うものをきちんと選ばなければいけないので、まずは食生活や生活習慣の改善から始めていきましょう。
まとめ:産後のバストアップは今からできる
産後のバストアップは、出産後すぐから始めることができます。
- 背筋を伸ばす
- たくさん食べる
- 協力を得る
- 授乳ブラを変える
- 食生活の改善
- 生活習慣の改善
- ストレッチやマッサージ
- 適切なブラを着ける
- バストクリームを塗る
- ナイトブラを着ける
卒乳してしばらく経ってからバストアップを始めても、手遅れではありません!
まずは食生活や生活習慣の改善から始めて、ブラジャーを新調する場合は、自分に合うものをじっくり選んでいきましょう。