犬にとって散歩は運動不足解消やストレス軽減に欠かせない活動です。晴れの日も雨の日も、散歩が大好きな犬にとっては大差ないかもしれません。しかし、雨の日の散歩は帰宅後のケアが大変と感じる飼い主も多いでしょう。
雨の日でも犬が散歩を楽しみたがっているのなら、飼い主も雨の日の散歩を楽しむ方法を見つけてみてはいかがでしょうか?この記事では、雨の日でも散歩を楽しむための工夫をいくつかご提案します。
雨の日の散歩は避けるべき?
雨の日でも散歩を楽しむことは十分可能です。ここでは、雨の日の散歩に役立つ簡単な工夫を5つ紹介します。
防水アイテムで準備万端
犬用のレインコートは全身を覆って汚れを防ぎ、敏感な肉球を保護するレインブーツも役立ちます。
レインコートやブーツに慣れていない犬は、室内で着用の練習から始めると良いでしょう。もし犬がレインコートを嫌がる場合は、「犬用の傘付きリード」の使用も検討してみてください。
飼い主のレインコート着用のすすめ
レインコートを着用すると両手が自由になるため、リードを持つ手以外で傘を持つ必要がなくなります。
これにより、万一の事態に素早く対応できるようになるため、手を自由に保つことが望ましいです。
雨の日の散歩ルートと時間の調整
雨の日は散歩時間を短くして、犬が濡れにくいルートを選ぶことが大切です。
屋根がある場所や橋の下などのコースを選んだり、室内ドッグランを利用するのも一つの方法です。必要であれば、車で屋根付きの場所まで移動して散歩を楽しむのも良いでしょう。
犬をバギーで散歩させる
特に子犬や高齢の犬にとって、バギーを使用した散歩は体への負担を減らし、快適な散歩が可能です。
特に高齢の犬の場合、通常の散歩が体力的に厳しい場合がありますが、バギーなら雨の日でもストレスなく外出が可能です。
雨の日の散歩後の特別なケア
雨の日の散歩後は、通常以上に犬とのスキンシップを大切にしましょう。
これにより、犬が雨の日の散歩をポジティブな体験として捉えるようになります。
雨の日の散歩後の迅速なケア方法
雨の日の散歩後は、特に迅速なケアが求められます。適切なアフターケアを怠ると、犬が雨の日のケアを嫌がるようになり、最終的には雨の日の散歩自体を嫌がることにもつながるリスクがあります。以下は、効果的なケア手順です。
- 乾燥タオルの準備:大きなバスタオルを用意し、犬を包み込むようにして乾かします。
- 拭き取り手順:頭、首、背中、尻、お腹、足、尻尾、足の先を順に拭き取ります。清潔な部分から汚れている部分へと進むことで、汚れが広がるのを防ぎます。
- 湿ったタオルの使用:お湯で湿らせたタオルを固く絞り、口周り、耳、お腹、足裏を拭き取ります。これらの部位は特に敏感で、湿気が溜まりやすいため注意が必要です。
- ドライヤーの使用:特にお腹や足裏など湿気がこもりやすい部分は、ドライヤーでしっかり乾燥させることをお勧めします。
汚れが特にひどい場合は、強く擦ることなくぬるま湯でサッと洗い流し、その後タオルで優しく拭き取ることが効果的です。これにより、皮膚に汚れが残るのを防ぎます。
雨の日は犬の散歩をスキップしてもOK
雨の日に犬が散歩に行きたがらない、または雨が強すぎる場合、散歩をスキップしても問題ありません。しかし、雨が長く続くと犬が運動不足やストレスを感じることがあります。
そうした時は、室内で活発に遊ばせることが重要です。ボール遊びや引っ張り合いのおもちゃなど、犬が楽しめるアイテムを準備しましょう。
ただし、室内での遊びでは犬が滑らないように注意し、怪我をしないよう配慮が必要です。
雨の日に散歩をスキップするのは問題ない?【まとめ】
雨の日に散歩をすっぽかすことが犬にとって必ずしもマイナスではありません。
散歩の時間やコースを調整したり、雨よけのアイテムを利用するなど、工夫次第で雨の日でも散歩を楽しむことが可能です。
雨の日に工夫を凝らして、犬が楽しい時間を過ごせるよう努力しましょう。