見学が終わり、雰囲気や方針が子供に合いそうな園でも「布おむつ使用」と言われると、候補に入れようか少し迷いますよね。
うちの娘は、布おむつの保育園に入園して一年が経過しました。
確かに、布おむつの保育園は毎日の洗濯が大変。
だけど良いところもちゃんとありますよ。
布おむつの保育園のメリットをご紹介します。
布おむつの保育園のメリット
おむつはずれが早い
布おむつの保育園の一番のメリットはこれです。うちの娘の場合は、1歳前からオマルで練習開始していました。
オマルでおしっこする日が段々増えてきて、1歳3ヶ月の今では、一日に何回か成功するように。
布おむつだと、おむつが汚れると嫌がって泣いたり、おむつからおしっこが漏れやすかったりします。
その子がおしっこをするタイミングが、紙おむつよりもわかりやすいのです。
保育園では、その適切なタイミングでおまるに座らせてくれるので、成功体験がどんどん重なっていきます。
2歳の春から息子のトイトレを始めて、半年経ってようやく1回目のおしっこを成功させた私には、到底真似できません!
娘は、早い段階でおむつはずれができるのではないかと期待しています。
保育士と子供の関わりが多くなる
布おむつのメリットでよく目にする「親子のコミュニケーション」という言葉。
布おむつ育児は、子供をよく見るようになるし、子供との関わりが多くなります。しかし家では、子供と関わる時間を削って布おむつの処理をするので、関わりの時間が増えているとは言い難いもの。
保育園だと、純粋に保育士と子供の関わりが多くなると言えるのではないでしょうか。
家庭のゴミが増えない
布おむつは洗って繰り返し使うことができるので、使い捨ての紙おむつと違ってゴミが出ません。
紙おむつの保育園の場合、使用済みのおむつを持ち帰って来ると、ゴミがどんどん増えていきます。
保育園では1日に何回もおむつ替えをして来るので、結構な重さと容積になります。それがゴミ袋の中で大きな割合を占めてくるようになると、重い!
朝の忙しい時間のゴミ捨て、負担が増えないのは嬉しいですよね。
布おむつのメリット
上で挙げた他に、布おむつ自体のメリットもあるのでご紹介します。
経済的
最初に一式揃えてしまえば、サイズアップの時以外は何も買わなくてもいいので、とても経済的です。
予洗いや洗濯機を回すのに光熱費はかかりますが、それを計算に入れても、毎回紙おむつを購入するよりは安く済みます。
肌に優しい
よく売られているドビー織の布おむつの布は、綿100%でできています。
綿は、通気性が良く、肌触りがとてもなめらか。赤ちゃんのお尻を優しく包んでくれます。
通気性の良さに加えて、布おむつは頻繁におむつ交換をすることになるので、いつでも清潔に保つことができます。
布おむつの保育園のデメリット
洗濯が大変
布おむつを持ち帰りする場合は、洗濯するのが大変です。
特に子供がまだ赤ちゃんで何回もおしっこをする時期だと、置いてきたストック全部使う日が続きます。
布おむつを洗うには予洗いや浸け置きが必要なので、普通に洗濯をする場合よりとても時間がかかるんです。
詳しくは「保育園から持ち帰った布おむつどう洗う?用具と洗い方を紹介」を参考にしてみてくださいね。
荷物がかさばる
布おむつは2枚1セットにして使います。保育園によって必要な枚数は違いますが、1日に5、6セットは必要になります。(詳しくは「保育園用布おむつカバーの選び方と必要量」を参考にしてみて下さい。)
更に、布おむつカバーも使うので、紙おむつよりも重くてかさばります。
必要な布おむつ一式を鞄に入れるとそれだけで結構な荷物になってしまうのに、更に着替えやタオルが入ります。
リュックには入らないので、私は大きめのトートバッグを持って行っていますが、毎日パンパンに膨らんでいますよ。
持ち帰りが大変
使用済みのおむつを持ち帰る場合、紙おむつよりも臭いがするし、重いし、かさばります。
車や自転車移動ならまだいいですが、電車移動となると、大きな荷物を抱えて乗るのは少し大変ですね。
まとめ
- おむつはずれが早い
- 保育士と子供の関わりが多くなる
- 家庭のごみが増えない
- 経済的
- 肌に優しい
- 洗濯が大変
- 荷物がかさばる
- 持ち帰りが大変
布おむつの保育園のメリットと布おむつ自体のメリット、布おむつの保育園のデメリットをご紹介しました。
布おむつの保育園はデメリットもありますが、おむつはずれが早いというとても嬉しいメリットがあります。
毎日の処理が大変なところもありますが、トイトレを早く楽に終わらせられると考えて、選んで損は無いです。
「とても良い保育園だけど、布おむつという点だけが気になっていた」という場合は、ぜひ希望に入れてみてくださいね。