小学校入学前に、ひらがなの書き方は覚えてもらいたいですよね。
正しい持ち方で鉛筆を持ちながら、正しい書き順で紙にひらがなを書いて欲しい。そう思うのは当たり前ですが、二つの事を同時に行うのは、幼いお子さんにとって難しいところもあります。
まずは、文字の形や書き順から学ばせてみませんか?
ひらがなの書き方アプリを使えば、ひらがなの形や書き順を、遊びながら学ぶことができますよ。
ひらがなの書き方を学べるおすすめアプリ5選と、アプリを使うメリット・注意点をご紹介します。
目次
【ひらがな書き】幼児向けおすすめアプリ5選
3歳の息子に実際に使わせてみたアプリを詳しくご紹介します。
- たのしい!ひらがな
- ひらがな練習帳
- なぞっておぼえる!ひらがなカタカナ
- ひらがな
- ひらがなかこうよ
たのしい!ひらがな

- 書いている文字に関連したイラストで、文字をなぞるのが楽しい。
- イラストが可愛くて、声が聞きやすくて優しい。
- 文字を書いている間、その文字を読み上げてくれる。
- 文字を探すゲームが数種類ある。
- 次の文字に移るときの演出も楽しい。
- はみ出すと書けないようになっている。
- 練習した文字だけを使った、単語の練習ができる。
文字をなぞる時の演出がとても可愛くて、子供は夢中になります。大人でもつい書きたくなってしまいます。
- 無料では、「と」までしか練習できない。
- フォントは教科書体ではない。
ひらがな練習帳
- 曲がる箇所や回る箇所に数字が書いてあり、わかりやすい
- なぞる動きを教えてくれるサポート有り
- ひらがなを読み上げる音声有り
- 星が溜まる機能あり
- シンプルですっきりしたデザインと落ち着いた音楽
- 行の最初の文字から始まり、順番にしか練習できない。
行の最初の文字をクリアすると次の文字に進むことができる使用になっているので、行の途中の文字は練習できません。
お子さんの名前など、よく使う文字を練習する場合には、50音全部を一度練習して、全部の文字を開放してから練習するといいですね。
なぞっておぼえる!ひらがなカタカナ
- 画数の少ない文字から順番に練習できる
- 文字をなぞるアイコンが選択できる
- 学習を進めていくと、アイコンの種類が増えていく
- ひらがなを読み上げてくれる
- カタカナも練習できる
「あ」から順番に練習する無料アプリが多いのですが、このアプリは画数の少ない文字から順番に練習できるんです!
- なぞり判定が厳しい
なぞり判定を選択することができるのですが、やさしい判定にしていても、書き終わりの判定が厳しいことがあります。
ひらがな

- フォントは、ゴシックと教科書体の2種類から選べる。
- 文字を選んで練習することができる。(名前の練習に最適)
- なぞっている間に、ひらがなや語句を、リズムに合わせて読み上げてくれる。
- 書き始めと書き終わりの位置が、赤丸でわかりやすい。
リズムに合わせて読み上げてくれるので、ひらがなの音が耳に残りやすく、書き方の練習だけでなく読み方の練習にもなります。
ゴシック体は文字が太いので書きやすいですが、はねていない部分もあります。教科書体はとめ・はね・はらいがわかるのですが、細くて難しいです。
- はみ出していても、赤丸から赤丸に繋がっているだけでOK判定が出てしまう。
書き始めの赤丸から書き終わりの赤丸まで、なぞらずに直線を書いたとしても、OKになってしまいます。文字の線をきちんとなぞりながら、書き終わりの赤丸まで書くように教える必要があります。
ひらがなかこうよ

- シンプルでスッキリしたデザイン
- 音声ボタンで音を聞くこともできる。
- 書いた文字を3つまで残すことができる。
- なぞりのお手本を消すことができる。
過去に書いた文字を見ることができるので、どのぐらい成長したのかがわかるようになっています。
- 明朝体なので、教科書体とは違う部分がはねている。
- はみ出しても書けてしまう。
親子で一緒に使うことを目的としたアプリなので、はみ出しているかどうかの判定はしていません。
お子さんが書いているところを見て、上手に書けていたら褒めてあげましょう。
ひらがなアプリで書き方を練習するメリット

お子さんにアプリを使わせることに、少なからず抵抗があるかもしれません。
しかし、アプリを活用することにはこんなメリットがありますよ。
- 正しい書き順が身に付く
- ゲーム感覚で楽しみながら学習できる
- 隙間時間を活用できる
正しい書き順が身に付く
鉛筆で文字を書く時には、どこからどんな順番で書いても書けてしまいます。
しかし、アプリの場合は、書き順通りに書かないと次に進めません。
書き方アプリには、書いた部分が表示されていくタイプと、お手本をなぞるタイプがあります。
書いた部分が表示されていくタイプのアプリでは、最初は一画目しか表示されないので、どこから書いたらいいのか迷うことは絶対にありません。
お手本をなぞるタイプのアプリでは、なぞる動きを表示してくれたり、わかるように点滅させたりと、プリントでは表現できないアプローチの仕方で書き順を教えてくれるのでわかりやすいです。
アプリは、ひらがなの書き順を学ぶのにとても適している方法だと言えますね。
ゲーム感覚で楽しみながら学習できる
文字を書く練習のアプリではありますが、次々書きたくなるような工夫が施されています。
書けば書くほど星が溜まっていったり、新しい文字が選択できるようになったりするのは、とても楽しいです。
文字の書き方だけでなく、ひらがなを選ぶゲームが入っているアプリもあるので、書き方と同時に読み方を学習して、語彙も増やすことができます。
隙間時間を活用できる
幼児向けのアプリに入っているひらがなのゲームは、子供の集中力に合わせて、数分で終わるものばかり。
だから、朝の登園前や、帰宅後の夕食前・入浴前などの数分間でも、手軽に使うことができます。
そして、スマホやタブレットにアプリをダウンロードしておけば、いつでもどこでもアプリを起動して練習を進めることができます。
アプリで書き方練習をする際の注意
アプリで書き方練習をすることにはメリットがありますが、お子さんがどんな時にもやりたがる、長時間やりがたるのを止められないなどの問題もあります。
アプリで練習をする際に起こりうる問題と、解決策をご紹介します。
アプリを使う時間帯や時間を決めておく
ひらがなの練習と言えど、楽しみながら使えるように工夫されているので、使える時間帯やどのぐらいの時間使うのかを決めておかないと、ダラダラと使い続けてしまうことになります。
寝る前は使用しない、「〇時までにしよう」とお子さんと約束してから使わせるなど、アプリを使う上でのルールを決めておきましょう。
預けっぱなしにしない
無料のアプリは広告が出てきます。タブレットを使っているご家庭だと広告は小さめですが、預けっぱなしにしておくと間違えてタッチしてしまうこともあるかもしれません。
アプリによっては、課金することによって追加コンテンツがある場合もあります。
幼児向けのアプリでは、保護者用のコンテンツは子供には開くことができないような工夫がされているのですが、偶然開いてしまうこともあります。
集中して遊んでいるからと言って、スマホやタブレットを長時間預けっぱなしにするのは止めましょう。
紙に書く時は、線の練習から
アプリは、指で文字をなぞって、ひらがなの形や書き順を身につけるためのツールです。
アプリで書けるようになったから、今度は紙に書いて練習させてみようとすると、上手く書けずに落ち込んでしまうことがあります。
紙に文字を書く練習をする前に、鉛筆の持ち方や線の書き方から練習することをおすすめします。
まとめ:アプリを活用してひらがなの書き方を身につけさせよう

ひらがなの書き方練習ができるおすすめアプリと、アプリを活用するメリットと注意点をご紹介しました。
- たのしい!ひらがな
- ひらがな練習帳
- なぞっておぼえる!ひらがなカタカナ
- ひらがな
- ひらがなかこうよ
ひらがなアプリは、ひらがなの形の理解を深め、書き順を身につけさせるのにとても便利なツールです。
お子さんの興味や実態に合わせて、楽しみながら使えるアプリを探してみてくださいね。
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