ファミリーレストランは、手ごろな価格でお食事を楽しめる便利な場所です。
しかし、深夜の時間に訪れた場合、追加で深夜料金がかかることがあります。
伝票を見てみると、深夜料金が加算されていることに気づく瞬間があります。
特に、レストラン側から明確な告知がないため、深夜料金が加わっていることに気づかないことも珍しくありません。
実際には、メニューの小さな文字で注意書きがされていることが多いのです。
今回は、ココスで深夜料金が適用される時間帯について詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
ココスの深夜料金適用時間について
ココスでは、夜の22時から翌朝5時まで深夜料金が適用される時間帯が設定されています。
深夜料金は、この時間内に初めて注文をした場合にのみ発生します。
例えば、19時に来店して食事を注文し、22時15分に追加で何かを注文した後、22時50分に退店した場合は、深夜料金の対象外です。
しかし、22時に来店して最初の注文をし、その後22時15分に追加で何かを注文し、23時50分に退店する場合は、深夜料金が適用されます。
また、4時50分に来店した場合は、5時を過ぎてから注文した方が良いでしょう。
深夜料金はいくら?
深夜時間帯に注文した場合、料金には10%の加算があります。
例として、22時に来店して2000円の食事と、後で500円の追加注文をした場合、合計金額は(2000+500)×1.1=2750円となり、深夜料金として250円が追加されます。
テイクアウトに深夜料金は適用されるの?
ココスでは、テイクアウト注文に対しては、22時以降でも深夜料金が適用されません。
つまり、22時に来店してテイクアウトを注文した場合、追加料金はかかりませんが、ご自宅でお召し上がりいただくことになります。
深夜料金の基礎知識
多くのファミリーレストランが22時を過ぎた後に深夜料金を導入していますが、ジョイフルは以前はこの制度を採用していませんでした。
ところが、2021年7月5日に公式ウェブサイトで深夜料金の開始が発表されました。
この変更は、22時以降の労働に対する法定の割増賃金への対応策として行われました。
これまでジョイフルが割増賃金を自社で負担してきたことを考えると、導入の背後には時代の流れが影響していると考えられます。
深夜に働くスタッフへの感謝を表す料金として理解すると、この制度がより受け入れやすくなるかもしれません。
ココスの伝票の読み方
多くの人が伝票の合計金額以外は詳しく確認しないことが多いですが、ココスの伝票には特に注意すべき点がいくつかあります。
伝票の上部にバーコードが印刷されており、その直下に「新規」と記載されています。
そして、その下には注文の日時がはっきりと書かれています。
深夜料金は、22時から翌5時にかけて「新規」として発行された伝票に追加されます。
さらに、テーブル番号と担当者名が記載され、その下には注文内容が一覧で表示されています。
金額に関しては、テイクアウトの小計(TO小計)、テイクアウト用消費税8%、深夜料金、イートインの小計(EI小計)、イートイン用消費税10%、そして最終的な合計金額に分けて記されています。
「EI」はイートインを意味し、テイクアウトとイートインで異なる税率が適用されていることがこれにより分かります。
伝票を正しく読み解くことで、誤って適用された税率がないか確認することができます。
わずか2%の違いでも、正確な計算が重要になります。
ココスにおける深夜料金適用時間のまとめ
かつて、24時間体制で営業する店舗が当たり前の風景であり、夜間に勤務するスタッフの姿もよく見られました。
しかし、今日においては、ココスを含む24時間営業の店舗は珍しい存在となり、その数は大きく減少しています。
技術の進歩により、コンビニエンスストアではAI技術やキャッシュレス決済の導入によって、人手不足の問題を解決しようとする動きが見られます。
ファミリーレストラン業界においても、無人運営への移行が進む中、将来的には深夜料金制度の見直しも考えられます。
(この情報は2024年4月時点のものです。サービス内容や店舗の最新情報については、公式サイトをご確認ください。)
深夜にココスを利用する場合、ラストオーダーの時間も気になりますよね。
ラストオーダーの時間については、こちらの記事で解説しています。ぜひご覧ください。