1年が終わると捨ててしまう、前年のカレンダー。
実は、おうちで簡単に算数ができる、とても便利なアイテムなんです!
我が家では、使い終わった今年のカレンダーを使って、子供達の思い出になる算数を実施する予定。
あなたも使い終わったカレンダーを捨てずに取っておいて、お子さんと楽しく学びながら思い出作りしてみませんか?
カレンダーを使って何をするの?
カレンダーは、子供にとって身近な物の中で、たくさんの数字が書かれているアイテムの一つ。
まだ使っている最中のカレンダーでも、こんなことができます。
- 日付の数字を読む
- その月の日数を数える
では、使い終わったカレンダーでできることっていったい…?
やり方はとっても簡単。
カレンダーの日付を全て切り取って、並べながら数えていくだけです。
「時間に余裕がある+家族が集まる」年末年始に、使い終わったカレンダーを使って一年を振り返りながら、365日あるのかどうか数えてみる。
家族の思い出作りと算数体験が、一気にできると思いませんか?
そもそも、なぜ数えようと思ったの?
先日、4歳の息子に「1年は365日あるんだよ」という話をしました。
すると、「本当に365もあるの?」という返事が来たので、私がアイロンビーズで作ったモンテッソーリ教育の金ビーズもどきを使って、説明することにしたのですが…
1ヶ月が約30日あって、それが12個だから…とビーズで示してみても、あまり実感できていない様子の息子。
その時、これは実物を使ってみないと伝わらないなと感じたので、実際に今年使っていたカレンダーを切り取って、1年が365日かどうかを数えてみることにしました。
切り取って数える理由は?
カレンダーをわざわざ切り取らなくても、数字を記入したり、シールを貼ったりして数えることができるのでは?という質問が飛んできそうですね。
確かに、切り取らなくても数えることはできます。
では、なぜ切り取って数えるのか、それには3つの理由があります。
- 手を動かしながら作業することができるので、数えやすい。
- 10のまとまりや100のまとまりを作ることができるので、数の概念に触れることができる。
- 自分で並べていくことによって、数の多さを実感できる。
わざわざ時間をかけて数えてみるのだから、せっかくなら多くのことを身につけて欲しいですよね。
数字を記入したりシールを貼ったりする作業は、手を動かすことになるのですが、10のまとまりや100のまとまりを作るのが難しいです。
切り取った日付を使えば、好きなように動かせますし、数字の表の上に置くこともできるので、まとまりを作るのが簡単。
さらに、日付が並んでいる光景を見たときに、一目で多さを実感することができます。
という声が聞こえてきたら、大成功です。
まだ大きい数が数えられないんだけど…
数える時には、横に10枚並べたら、下の段に並べる…というのを繰り返すことになるので、10まで数えることができれば大丈夫。
10のまとまりをいくつも作っていくことになるので、10進法の概念が身につきます。
もしハサミの練習もしたいなら、切るところから参加してもらってもいいし、まだ上手に使えないかなと思ったら、切るところを見せてあげてもOK。
10枚ずつ並べるのが難しいかもと思ったら、数字の表を用意しておいてあげましょう。
お子さんができることに合わせて、色々とやり方を工夫することで、お子さんが楽しみながら数えることができますよ。
まとめ:一緒に365日を数えてみませんか
息子の疑問からヒントを得てできた、使い終わったカレンダーを使っての”おうち算数”。
予定がたくさん書きこんであるカレンダーを使えば、こんなことがあったなぁと振り返りながら、家族で楽しく算数ができます。
今年のカレンダーは、ぜひ捨てずに取っておいてくださいね。