兄弟で同時に保育園の申し込みをする時、別園だと二人同時に入れる可能性が上がります。
しかし、いざ申し込もうとしても、別園のデメリットばかりが思い浮かびますよね。
兄弟別園のメリットがわかると、別園も前向きにとらえることができ、保育園選びで失敗しませんよ。
半年通わせて感じた、兄弟別園のメリットをご紹介します。
兄弟別園とは
2人以上で保育園の申請をする場合には、『同じ保育施設のみを希望する』か、『同時なら別々の保育施設でも希望する』かどうかを問われます。
ここで『同時なら別々の保育施設でも希望する』と、兄弟別園になることがあります。
兄弟で保育園に入れたいと思ったとき、兄弟別園も希望に入れるかどうかは、一番迷うところですよね。
保育園激戦区では、兄弟で一緒の保育園に入園できることのほうが少ないところもあります。
もちろん同園のほうが良いに決まっていますが、確実に2人とも入園させたいなら、兄弟別園も視野に入れる必要があります。
兄弟別園のメリット
実際に、私が子供達を別園に通わせて感じたメリットを紹介していきます。
- たくさんの人と交流できる
- 一人だけお休みの時に預けやすい
- 様々な子育て方法がわかる
- 転園しやすい
- 洗い物の負担が減る
たくさんの人と交流できる
2つの保育園に通うことになるので、たくさんの人と交流が持てます。
子供達は、自分の保育園の先生や同じ組の友達だけでなく、兄弟の保育園でも先生や友達と知り合うことができます。
うちの上の子は下の子のお部屋で、朝の準備をする少しの時間だけでも、先生やお友達の中に溶け込んで一緒に遊んでいますよ。
下の子も、上の子の保育園で先生やお友達に可愛がられています。
ママも2ヶ所の送迎や行事を通して、先生や保護者と交流できるので、子供のことを相談できる相手が増えますよ。
一人だけお休みの時に預けやすい
うちの子供達は、一緒に高熱を出すということが一年間でほとんどありませんでした。どちらかが風邪をひいて高熱を出し、下がる頃にもう一人が熱を出していました。
どちらか一人だけを預けたい時、兄弟別園だと預けるのがとても楽です。
二人が同園だと、朝送って行くときに、休みでは無い方が愚図ったり寂しくなったりしてしまいます。
兄弟別園だとその心配はありません。保育園に一人だけを預けて行くのは、いつものことですから。
熱があって休む時以外に、ちょっと事情があって一人だけ休ませたい時もあると思います。(上の子との時間を作りたいなど)
そういう時にも、あまり多くを説明しなくていいので、後ろめたい気持ちが少し和らぎます。
様々な子育て方法がわかる
兄弟別園だと2つの保育園に通うことになるので、異なる2ヵ所のやり方を知ることができます。
食事やトイトレなど、園によって方法が違います。実際に取り組んでる子供達を比較することができるので、良いと思った方法を家庭で取り入れることができます。
持ち物についても、指定の物が違うので、実物を使いながら使いやすさを吟味することができます。
転園しやすい
実際に通わせると、見学ではわからなかった部分がわかってきます。子供達の雰囲気や先生との相性、食事、お昼寝など、実際に入園してみないと細かいところまではわかりません。
転園させたいと思っても、普通なら転園はとても難しいです。兄弟別園の場合は一緒の保育園にしたいと考えるので、転園で兄弟加点が付く自治体が多いです。
ただし、兄弟が通っている保育園への転園に限ります。全く別の保育園への転園を希望する場合、加点はありません。
上の子でも下の子でも転園希望を出すことができますが、転園希望を出して転園が決まった場合、キャンセルはできません。子供達の性格や通勤のしやすさなどをよく考えて出しましょう。
洗い物の負担が減る
これは選ぶ保育園にもよります。
我が家の下の子が通う園は、オムツが布おむつで、食事はエプロン無し、外でどろんこになって遊ぶ園です。
外で活発に遊び回らないハイハイの時期でさえも、1日の洗濯物の量は、上の子よりもだいぶ多かったです。
布おむつの洗濯の大変さは「保育園から持ち帰った布おむつどう洗う?用具と洗い方を紹介」を読んでいただけるとわかると思います。
今は1回の洗濯で容量が足りていますが、もし上の子が下の子と同じ園に入っていたら、洗濯機を1日に2回は回さないと間に合わなかったと思います。
洗濯機を回す時間と干す量の増加を考えたら、少し送迎に時間がかかってる今の状況の方が、楽だと感じます。
兄弟別園のデメリットとは
兄弟別園は、メリットよりもデメリットのほうが思い浮かびやすいと思います。
一番の大きなデメリットは、送迎に時間がかかることです。たとえ自宅と職場の間に保育園があったとしても、2ヶ所に行かなければならないので、同園よりも時間がかかってしまうのは避けられません。
保育園によって持っていく物の内容や量が違うので、間違いやすいというのもデメリットとしてよく挙げられます。
しかし、慣れれば間違うことはありません。
私も始めのうちは手間取っていましたが、1週間もすれば慣れます。
私はそれぞれ持っていくものを一覧にしておきましたが、慣れたら必要無くなりました。
まとめ
半年経って感じた、兄弟別園のメリットをご紹介しました。
- たくさんの人と交流できる
- 一人だけお休みの時に預けやすい
- 様々な子育て方法がわかる
- 転園しやすい(兄弟の保育園に限る)
- 洗い物の負担が減る(我が家の場合)
始めのうちは大変だったことも今では気にならなくなり、慣れてきた今では、兄弟別園でも良いところがあったと感じています。
どうしても送迎の時間はかかってしまいますが、同園にこだわらず候補に入れてみてもいいかもしれませんよ。
あなたやお子さん達にとって、良い保育園選びができるといいですね。