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4人家族のローリングストック!食料や水はどのくらい必要?我が家の準備物を紹介

4人家族のローリングストック!食料や水はどのくらい必要?我が家の準備物を紹介
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4人家族でローリングストックをするには、食料や水がどのくらい必要でしょうか?

災害時の備えは日頃からきちんとしておきたいですが、1人当たりの必要量や何日分を備えればいいのかなど、わからないことが多いですよね。

この記事では、4人家族のローリングストックの量や食品の選び方について、我が家の実例と共に紹介しています。

災害時に備えたローリングストックですが、災害時だけでなく、病気の時や忙しい時にも役立ちますよ。

子供のことも考えて用意しなくてはいけない4人家族だからこそ、しっかりと備えていきましょう。

ローリングストックのメリット

ローリングストックのメリットは、以下の2つ。

  • 非常食の味に慣れることができる
  • 賞味期限を気にせずに選べる

非常食の味に慣れることができる

定期的な消費により、非常食の味に慣れることができ、災害時のストレスを軽減できます。

非常時に普段食べないものを食べることは、心身に負担をかけますが、ローリングストック法により慣れた味を摂ることができるのは嬉しいですよね。

口に合わない場合は次回のストックから外すことも可能です。

賞味期限を気にせずに選べる

ローリングストックでは、賞味期限を気にせずに非常食を選べます。

長期保存できる食品は、気づいたら賞味期限が切れてることも。

ローリングストックは少しずつ消費していくので、失敗を防ぎ、賞味期限に縛られずに選択できます。

保存期間が広い非常食もストックに組み込みやすいですよ。

ローリングストックのデメリット

ローリングストックにはデメリットもあります。

  • 調理器具が必要
  • 保管スペースが必要
  • レトルトが苦手な家庭には向かない

調理器具が必要

ローリングストックでは、調理器具が必要な場合があります。

例えば、カップラーメンやレトルト食品の場合、カセットコンロ、やかん、器、箸などの調理器具や食器が必要です。

非常事態の時はガスや電気が使えなくなるので、調理用に熱源の用意は絶対必要。

ローリングストックじゃなくても、調理器具や熱源は用意しておかなくてはいけませんね。

保管スペースが必要

ローリングストックでは、保管スペースが必要です。

非常食と調理器具を備蓄するため、必然的に収納スペースが多く必要となります。

キッチンが狭い、収納スペースが一杯など、スペースの制約がある場合、ローリングストック法が難しくなる可能性があります。

レトルトが苦手な家庭には向かない

レトルト食品を食べない家庭には向いていません。

ローリングストック法では、定期的に非常食を消費することが前提です。

レトルト食品を普段食べない家庭には、あまり適していません。

非常食を定期的に摂ることがストレスとなっていては、日常生活に支障があります。

4人家族のローリングストック【食料編】

非常食は最低でも3日分準備することが推奨されています。

電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合、復帰するのに3日ほどかかるからと言われています。

大規模な災害があった場合に備えて、1週間の備えがあると安心です。

4人家族に必要な備蓄食料の量について紹介していきます。

一般的な必要量の目安

農林水産省『災害時に備えた食品ストックガイド』には、大人2人の1週間分の食料について、以下のように記載されています。

主食 米 2kg×2袋
カップ麺類×6個
パスタ 2袋(600g/袋)
そうめん 2袋(300g/袋)
パックご飯×6個
主菜 牛丼の素、カレー等18食
パスタソース6個
缶詰(好みのもの)18缶
副菜 日持ちする野菜類
梅干し、のり、乾燥わかめ等
インスタントみそ汁や即席スープ
その他 調味料(砂糖、塩、しょうゆ、めんつゆ等)
野菜ジュース、果汁ジュース等
チョコレートやビスケットなどの菓子類

これを倍にして4人分で考えればいいのですが、ちょっとわかりにくいですよね。

そこで、1週間の献立を立てて考えることにしました。

1週間分の献立を立てると考えやすい

1週間分の献立を立ててみることで、必要量がわかりやすくなります。

献立を立てる手順は、以下の通りです。

①朝・昼・夜に分けて、食べたい主食を挙げていく
②1週間分の主食の組み合わせを考える
③主食に必要なものをリストアップ
④おかずやスープ、おやつなどについて考える

朝・昼・夜に分けて、食べたい主食を挙げていく

まずは、朝・昼・夜に分けて、食べたい主食を7つずつ挙げていきます。

例えば、朝に使えそうな食材は、シリアル・パン・ごはん。
昼に使えそうな食材は、麺類・ごはん。
夜に使えそうな食材も同様に、麺類・ごはん。

主食を挙げる

朝はシリアルやパンが食べたい、夜はご飯が多めがいいなど、普段の食生活に合わせて決めていきます。

1週間分の主食の組み合わせを考える

次に、朝・昼・夜の組み合わせを決めていきます。

組み合わせ

1日中ごはんだけになってしまった…パスタだけになってしまった…なんてことが起こらないように、主食の組み合わせを考えます。

主食に必要なものをリストアップ

組み合わせが決まったら、主食に必要なものをリストアップしていきます。

  • シリアル 3食分
  • パン   2食分  8個
  • 袋麺 1食分 1袋
  • カップ麺 2食分 8個
  • そば 1食分 1袋
  • パスタソース 3食分  12食分
  • パスタ 3食分 1200g
  • ごはん 9食分 米8kg~

【ごはんに乗せる・混ぜるもの】

  • カレー 2食分 8個
  • 牛丼 1食分 4個
  • 中華丼 1食分 4個
  • 親子丼 1食分 4個
  • 丼にできる缶詰 2食分 8個
  • 炊き込みご飯 2食分 2個

おかずやスープ、おやつなどについて考える

最後に、おかずやスープ、おやつなどについて考えます。

単純計算すると、1週間×3食×4人分=84なので、84個のおかずやスープが必要となりますが、主食の内容によっておかずが必要ない場合もあればスープが必要ない場合もあります。

カレーや牛丼ならおかずは無くてもいけますし、袋麺やカップ麺にスープは不要ですね。

我が家の場合、ごはんはレトルトをかけて食べるので、おかず無しで考えました。パスタ3食もおかずは無しで計算しています。

朝は子供たちがあまり食べないので、シリアルやパンの場合はフルーツ。

こうやって考えていくと、おかずが必要になるのはカップ麺やそばなどの麺類の時のみとなり、4食分で足りることがわかりました。

スープ類は、袋麺やカップ麺で計3食は不要ですが、それでも72個は欲しいといったところです。

パスタやパン、シリアルの時は具が多めのスープ、ごはんの時は味噌汁にして、味噌汁には乾物を追加で考えました。

野菜が不足しがちになるので、野菜の缶詰も使えます。

おやつも必要なので、普段食べているおやつの中で期限が長いものをストックしましょう。

おかず 4食分 12個
スープ 8食分 32個
味噌汁 10食分 40個

【味噌汁に入れる乾物】
わかめ
高野豆腐
切り干し大根

【その他】
野菜の缶詰
おやつ

備蓄に向いている食品の種類と賞味期限

ごはんの具

ごはんにかけて食べられるカレーや牛丼の具など。

非常事態には電子レンジが使えないかもしれないため、湯煎で調理できるのは助かります。

お肉や野菜も適度に入っているのが嬉しいところです。

麺類

短時間で茹でて食べられる上に、日持ちするので重宝します。

ご飯だけだと飽きてしまうので、食事のバリエーションを増やせますね。

麺類はご家庭によって好みがあると思うので、好きなものを選びましょう。

我が家は全員そうめんが苦手なので献立に入れませんでした。

代わりにそばを入れています。

ロングライフパン

通常のパンよりも日持ちするパンが売られています。

賞味期限が1、2ヶ月のものから、5年のものまであります。

我が家では業務スーパーで購入したパンが大活躍。

ロングライフパン

フレーバーが豊富で2ヶ月持つので、朝、ごはんを炊き忘れた時の代わりに食べて、また買い足すことがあります。

缶詰

さばの缶詰や焼き鳥の缶詰など、食事系の缶詰をおかずのストックとして購入しています。

うちの子供達はフルーツが大好きなので、フルーツの缶詰も欠かせません。

コーン缶などの野菜の缶詰も、野菜不足になりがちな災害時には重宝します。

レトルトパックおかず

レトルトパックのおかずも、おかずのストックとして重宝します。

おでんのパックも売られています。

おでん

食品の保存方法と管理

備蓄食品は、いつも食品をストックしている場所の一番下の段に保存しています。

賞味期限が比較的短いものもあるので、たまにチェックして、期限が切れないようにしています。

収納用のボックスを選ぶときには、高さ18cmほどのものを選ぶのがおすすめです。

レトルトカレーなどがぴったりサイズで収納できます。

4人家族のローリングストック【水・飲み物編】

飲み物に関しても食料と同様に、最低でも3日分準備することが推奨されています。

電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合、復帰するのに3日ほどかかるからと言われています。

大規模な災害があった場合に備えて、1週間の備えがあると安心です。

4人家族に必要な備蓄飲料の量について紹介していきます。

4人家族に必要な飲料水の量とは

大人2人で1週間に必要な飲料水の量は、以下の通り。

大人1人1日3L×1週間×2人=42L

これを4人分で換算すると、以下のようになります。

42リットル×4人分=84リットル
(2リットルのペットボトル42本)

子供の必要量はもっと少ないかと思いますが、調理にも使いますし、多いに越したことはないので、大人の量と同じで計算しました。

飲み物の種類と賞味期限

飲み物は、水だけでなくお茶やジュース、牛乳なども必要になります。

水に関しては、普通のペットボトルの水を購入しても2~3年は持ちます。(1.5L、2Lの場合)

備蓄用に、賞味期限が5年になっているものもあります。

お茶

お茶のペットボトルの賞味期限は、半年~1年が一般的です。

2、3本用意しておけば十分かと思います。

ジュース

紙パックのジュースは半年程度、ペットボトルなら半年~9ヶ月ほどです。

私はジュースが得意ではないので、ジュースは子供用に2本用意し、大人の分は甘めのお茶にしました。

牛乳

シリアルにかけたり、飲んだりするために用意します。

ロングライフ牛乳なら常温で3ヶ月ほど保存可能です。

普通の牛乳とは味が違うので、1本購入して試してみる必要があります。

水の保管方法

ウォーターサーバーがあれば、自宅まで届けてもらえる上に、保管場所も既に確保済みなので問題ないでしょう。

ペットボトルで用意する場合は、2Lが42本、箱にして7箱分です。

普段からペットボトルを利用している家庭なら、ローリングストックで消費していく上で問題はありません。

普段ペットボトルを使用していない家庭は、用意した水の賞味期限の長さにもよりますが、月に1、2本ぐらいのペースで消費していく必要があります。

熱源の確保について

お湯を沸かしたり、調理したりするためには、熱源が必要となります。
用意しておくものは、以下の通りです。

  • カセットコンロ
  • カセットボンベ
  • なべ
  • やかん

我が家は普段、ティファールでお湯を沸かしているので、やかんを用意しないといけませんでした。

カセットボンベは、1人あたり1週間で6本が目安です。

4人家族であれば24本のストックが必要となります。

カセットボンベの耐用年数は7年ほどとされているので、冬の期間は定期的に鍋を作るなどすれば、ローリングストックとしても問題ないでしょう。

まとめ

4人家族のローリングストックの量や食品の選び方について、我が家の実例と共に紹介しました。

ローリングストックで購入する食料を決める時には、1週間分の献立を決めてみるのがおすすめです。

ローリングストックで準備しておけば、食べ物や飲み物を適切に保存できるし、災害時だけでなく病気や忙しい時にも役立ちます。

少し準備が大変かもしれませんが、一度準備すれば使った分を補充するだけでいいので、楽に続けられますよ。

急な災害に備えて、しっかりローリングストックで備蓄していきましょう。

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