3歳を過ぎた子供の原因不明の高熱が何日も続いたら、心配になりますよね。
実は、3歳を過ぎていても突発性発疹で高熱を出すことがあります。
突発性発疹の発熱だと気付くことができたら、必要以上に心配することも、グズグズに対してイライラすることも無くなりますよ。
まだ突発性発疹を経験していないお子さんがいる家庭でも、3歳過ぎまで油断は禁物!我が家の長男のエピソードをご紹介します。
目次
3歳3ヶ月の息子が突発性発疹に
発熱1日目
日曜日の朝。前日まで元気に遊んでいた息子が、いきなり熱を出しました。
熱があっても、朝ごはんはいつも通り食べていたので、
と、たかをくくっていました。
ところが、お昼から食欲は皆無に。熱はどんどん上がり、夜には咳き込んだ拍子に嘔吐までしてしまいました。
発熱2日目
次の日にも熱は下がらず、朝から39.3℃が続きました。体を動かそうとすると
と繰り返して、布団に転がる息子。食欲どころか、飲み物も飲もうとしません。
病院に連れて行ったところ、喉が少し赤いだけでした。
先生から言われたのは「自家中毒っぽい」という、なんとも曖昧な言葉。喉の薬と解熱剤を貰って帰宅しました。
この日は嘔吐せず、とにかく熱が上がっていきました。夜中になると熱は40℃を超え、寝たと思っても1時間毎に起きていました。
これ以上眠れないのは可哀想だったので、座薬で熱を下げてあげました。それからは、数時間眠れていました。
発熱3日目
明け方までは熱がありましたが、朝起きると平熱でした。
本人も調子が良いようで、話したり動いたりしていましたが、依然として食欲だけはありませんでした。
うちの息子にとって、食欲が無いのは具合が悪い証拠。
案の定、夕方からまた発熱して動けなくなってしまいました。
発熱4日目・熱が下がる
4日目の朝は、37.7℃ありました。お昼前には平熱に下がりましたが、3日目は夕方にまた発熱したので、安静にさせるよう心がけました。
という感じ動き回っていましたが、夕方に熱を出すことは無く、晩御飯からはいつも通りの食事も摂れるようになりました。
夜中に発熱することもありませんでした。
熱が下がった翌日
熱が下がって食欲も戻ってすっかり元気になったはずなのに、朝からものすごくグズグズ。
朝ごはんを食べるまでにも数分格闘し、食事中も「あれは嫌だ」「これは変な匂いがする」などと文句を言っていました。
食事が終わって、さあ歯磨きだ!と息子の歯磨きをしようとした時。
ふと、息子の手の甲にブツブツと何かが出ているのを発見!
あわててシャツを捲ると、お腹にも大量の発疹!
ズボンの裾を捲りあげると、脚にも発疹!
そりゃ、高熱は出るけど風邪症状は無いし、機嫌が悪くなる訳だー!
こんな時は、突発性発疹かも?
突発性発疹を経験していない
1歳前後でかかることが多い突発性発疹。
うちの娘が1歳1ヶ月でかかった時の話⇒「初めての突発性発疹!熱の経過と不機嫌エピソード」
まだかかっていないお子さんで今までに無い高熱が出た場合は、突発性発疹を疑ってみてもいいかもしれません。
40℃近い発熱以外、症状が無い
病状は発熱のみで、病院に連れて行って診てもらってもどこも悪くない場合、突発性発疹かもしれないということを頭の片隅に入れておきましょう。
不機嫌になるという心構えをしておけば、熱が下がってからの対処が少し楽になります。
なんだか機嫌が悪い
魔のイヤイヤ期に戻ったのかと思うぐらい、何もかもが嫌になるようです。
起き上がるのも嫌だし、ついさっき「食べたい」と言ったものを食べさせようとすると、「食べたくない」と言います。
自分の見たい番組が見れないと、いつまでもメソメソ泣きます。(これは普段も一緒だったりしますが)
熱が下がったのに、いつも以上に甘えたがって、いつも以上に不機嫌だったら、突発性発疹かもしれません。
まとめ
40℃を超える原因不明の高熱を出して病院に連れて行っても、はっきりと病名がつかなかった3歳3ヶ月の息子。
熱が下がってから発疹が出ることで、ようやく突発性発疹だったとわかりました。
1歳前後で突発性発疹にかからなかったお子さんでも、3歳を過ぎてからかかることがあります。
3歳過ぎの突発性発疹は、1歳前後よりもグズグズのレベルが高いです。
突発性発疹が疑われる場合は、心して看病に臨みましょう!