新しい弁当箱を開ける日は、わくわくする特別な瞬間ですよね。
我が家では、子供用に長らく一段弁当箱を使用してきましたが、食べる量が増えてきたため、二段式の弁当箱を購入しました。
二段式弁当箱を初めて使う際には、「ご飯を上段にすべきか、それとも下段にすべきか」という疑問が頭をよぎります。
多くの人が二段弁当でのご飯の置き方について考えるものです。
この記事では、二段式弁当箱におけるご飯の最適な配置方法と、二段式弁当箱の基本的な使い方についてご紹介します。
二段弁当のご飯の配置、どちらが最適?下がご飯にする人が多いのはなぜ?
初めて二段弁当を作る時、「果たしてご飯は上か下か?」と考えるものです。
二段弁当におけるご飯の配置は、実は上でも下でもOKです。
重要なのは、必要なご飯の量を基準にどちらに入れるかを選ぶことです。
多くの二段弁当箱は収納の便利さを考えて設計されており、上が少し小さめで下が大きめになっていることが多いです。
おかずとご飯の量を考慮すると、ご飯の量が多いため、大きい方である下の段にご飯を入れる人が多いです。
ご飯を下段に入れることを推奨する場合
- 多くのご飯を食べたい人
- 少ないおかずでも満足できる人
これらの人は、ご飯を二段弁当の下段に入れるといいでしょう。
下段は容量が大きいため、たっぷりのご飯を入れられます。
体力仕事やスポーツをする人、学生さんには、下段にご飯を入れてしっかりエネルギーを摂取することがおすすめです。
おかずを下段に入れることを推奨する場合
- 主食を少なめにしたい人
- 高さのあるおかずを盛り付けたい人
主食を少なくしても満足できる、または高さのあるおかずを入れたい人は、おかずを二段弁当の下段にするといいでしょう。
ダイエットをしている人や見た目にこだわりたい人に適しています。
二段弁当の下段は深さがあるため、おかずをきれいに詰めやすく、形を崩さずに盛り付けることが可能です。
二段式弁当箱を上手に使うコツ
二段式弁当箱は、ご飯を上段にも下段にも入れられる便利さがありますが、今回は特に下段にご飯を入れる一般的な使い方にスポットを当ててご紹介します。
二段式弁当箱の大きな利点は、ご飯とおかずを分けて収納できることです。
この分離により、味が混じるのを防ぎ、食材の鮮度を長持ちさせることができます。
特に一段式弁当箱から切り替えた人にとっては、「こんなに広いスペースをどう使えばいいのか?」と思うことがあるかもしれません。
私も一段式から二段式への変更時には、「どのように詰めればいいのか?」と最初は困惑しました。
しかし、使ってみるうちに、二段式ならではのメリットを見つけました。
それは、おかずを少し大きめに作っても、しっかりと収納できることです。
一段式のときは小さめのおかずでスペースを埋めがちでしたが、二段式ではそうするとスペースが余ってしまうことが多いのです。
二段式弁当箱を活用することで、より多くのご飯とおかずを持ち歩けるようになります。
そのため、おかずを少し大きめにすると、空間を効率よく使え、見た目も美しい弁当が作れます。
二段式弁当箱でご飯を上手に詰めるコツ
二段式弁当箱にご飯を詰める時に心掛けたい3つの重要なポイントを紹介します。
- ご飯を強く押し固めない
- ご飯をふんわりと詰める
- ご飯が冷めてから蓋をする
ご飯を強く押し固めない
二段式弁当箱へのご飯の詰め方で最も大切なのは、ご飯を強く押し固めずに、軽く詰めることです。
たくさん入れたくなる気持ちは分かりますが、ご飯を無理に押し込むと、食感が損なわれるだけでなく、冷めた時に硬くなる原因にもなります。
部活やお仕事で食べる弁当でも、ご飯がもちのように固くなってしまうことがあるはずです。
ご飯は時間が経つと冷めますから、冷めても美味しいように、空気を含ませるようにふんわりと詰めることが重要です。
ご飯をふんわりと詰める
冷凍したご飯を使う場合は、二段式弁当箱に入れる前にしっかりとほぐしておくことが大切です。
冷凍ご飯は解凍する際に温度差で硬くなりがちですので、均一に温めてから詰めることで、炊きたてのような柔らかさと美味しさを保つことができます。
ご飯が冷めてから蓋をする
ご飯を二段式弁当箱に詰めたら、完全に冷めてから蓋を閉めましょう。
熱々の状態で蓋をすると、ご飯の湯気が弁当箱内で水滴となり、湿度が上がってしまいます。
これは菌の繁殖を促すだけでなく、蓋が開きにくくなるトラブルにも繋がります。
ご飯が冷えた状態で蓋をすることで、弁当の品質を保ちつつ、美味しく楽しむことができます。
二段弁当のご飯の配置ルールは固定ではない
二段式弁当箱では、ご飯を上段にするか下段にするかに固定のルールはありません。
一般的に、おかずよりもご飯の量を多めにすると、全体のバランスが良くなるとされています。そのため、多くの人が下段にご飯を配置する傾向にあります。
しかし、ダイエット中でご飯の量を減らしたい場合や、高さのあるおかずをきれいに見せたい場合などは、おかずを下段、ご飯を上段にしても大丈夫です。
最終的には、自分の好みや使い勝手を考慮して、ご飯の配置を決めるのがベストです。